「破壊」と「再生」―自然が教えてくれたこと

オオミズアオの羽を見つけたのとほぼ同じ場所、2mほど先に鳥の卵の殻を見つけました。残念ながら中身は無し。蛇か何かに襲われたのでしょうか。調べてみるとツバメの卵かもしれないとのこと。ツバメの巣は屋根の軒先や雨どい近くによく作られますが、見つけたのは木の生い茂る庭の中。巣も見当たらず、親鳥の姿も声も聞こえませんでした。犯人はカラス…? 一体、どんな鳥の卵だったのだろうと、想像がふくらみます。

 

そして今日、歩道の上で雛を見つけました。すでに命は絶えており、24℃の暑さの中、アスファルトの真ん中で干からびてしまうのがしのびなく、そっと草むらへ移して手を合わせました。

 

数日のうちに立て続けに起きた出来事。ふと「破壊」と「再生」という言葉が頭に浮かびました。

🔹 卵の殻=新たな命の誕生(再生の兆し)

🔹 ひなの死=命の終わり(破壊・手放し)

生と死が織りなす自然のリズム🌱

それは美しくもはかなく、そして深い意味をたたえています。

 

こんなふうに小さな命の物語がそっと息づいています。何気ない風景の中に、心が動く瞬間がある。そんな時間をあなたもここK’s Village Karuizawaで過ごしてみませんか?